日本盛「植物生まれの酵素」の効果と口コミ

1.病気と酵素との関係

 

 

 

 

 

 

(1)病気の原因

 

@「世界一の長寿国」日本

 

 現在日本は、男女ともに平均寿命が世界のトップクラスとなり、文字通り世界一の長寿国になりました。
 100歳を超える人はもはや珍しくなく、身の回りに90歳を超えた元気なお年寄りを見かけることも当たり前といった感じになっています。

 

 こうした事態は統計的にも確かめられています。
 総務省が2015年9月20日発表した人口推計によると、同月15日時点で65歳以上の高齢者は3384万人で、総人口に占める割合は26.7%、人数、割合ともに過去最高を更新しました。
 このうち80歳以上は1002万人(総人口の7.9%)で、はじめて1千万人を突破しました(『東京新聞』2015年9月21日)。

 

 

 国民の平均寿命が伸びたことはめでたいことですが、手放しで喜べないことも厳然たる事実です。
 日本は「病気大国」と揶揄されるほど多くの病気の人を抱え、医療費の増大で国家予算がパンク寸前であることは毎年の予算編成の際に明らかになっています。

 

 平均寿命の伸びと医療費の増大とをつなげると、高齢になって病気になり、長寿を心底から喜べない多くの方がいらっしゃるという残念な事実が浮上してきます。

 

 それでは、高齢になっても病気にならず、健康に過ごし、可能な限り医療費を使わないようにする方法はないのでしょうか?

 

A病気はなぜおこる?

 

 上の問には、病気はなぜ起こるのかという問いに答えることが先行することになります。
 病気はなぜ起こるのかという問いに明確に答えているのは、私が知るかぎり、お茶の水クリニック院長の森下敬一先生です。

 

 森下先生は、故千島喜久男博士(1899−1978)とともに腸造血説(骨髄造血説の否定)を唱えられたことで有名ですが(千島喜久男『文明と生命』(新血液学会、1966年)429〜431ページ、森下敬一『ガンは恐くない』(文理書院、2001年改訂新版)52〜58ページ参照)、病気ビールスやバクテリア、自律神経失調や内分泌障害などによって引き起こされた異常状態と捉えながらも、究極的には「体質の脆弱化」に求められています(『自然食健康法』(潮文社、初版1975年、新装版2006年)12ページ)。

 

 

 

 

 

 

 つまり森下先生によれば、体質が悪いから自律神経や内分泌の機能障害が起こり、ビールスやバクテリアに感染するのです。

 

 したがって結論的に言えば、病気を治癒させるためには、体質を強化して、ビールスやバクテリアに対する抵抗性・同化機能を高め、同時に体内的な異常も起こらないようにする必要があるということになります。

 

 

(2)体質の強化の仕方

 

 では具体的に体質の強化はどのようにして可能になるのでしょうか? 
 森下先生は体質の強化は「整腸・浄血」(同上、13ページ)によって達成されると言われます。

 

@浄血

 まず血液は、体内をくまなく循環し、すべての体細胞を養っていますから、体細胞の機能状態は血液の性状次第ということになり、病気血液性状の異常によって体細胞の機能が混乱している状態ですので、病気を治すには、血液性状の正常化すなわち浄血が必要なのです。

 

 

 

A整腸

 では浄血整腸はどのように結びつくのでしょうか。
 森下先生によれば、血液の浄化に最も大きな影響を及ぼすのがなのです。
 人間の腸に各種の、無數の腸内細菌が住み、この腸内細菌の生育状態が正常であれば、体に必要な成分を効率よく吸収し、体の成分のバランスを保ち、ビタミンを合成し、口から侵入した有害菌の活動も阻止できます。

 

 これらの働きが十分でない時には血が汚れるので、病気を根治するためには腸内細菌の生育状態を正常化すること、すなわち整腸が必要になるのです。

 

 それでは、さらに整腸・浄血はどのようにして行えるのでしょうか。

 

 森下先生は食事内容の改善が第一であるとされます。
 つまり、先生によれば、肉・牛乳・卵などの動物性タンパク質を多く含む食品を摂り続けていると、それを消化するために消化管は重労働を強いられ、機能減退に陥り、その結果赤血球の酸素結合力は弱まり、血漿タンパクが異常に増えたり減ったりして、血液の性状が狂い始めます。

 

 

 

 

 また、白米、白砂糖、精製塩、化学調味料などの不自然食品も腸内細菌の正常な生育を妨げ、血液を汚します。

 

 森下先生は、人間は元来穀菜食性の動物であるとして、病気は食生活の誤りによって生じ、病気を治すためには人間本来の食生活(玄米・菜食)に切り替えなければならない、と説かれます(同上、14〜15ページ)。
 そしてガンに関しては、「初期のガンには節食や絶食が極めて効果的である」と言われます(『ガンは恐くない』166ページ)。

 

 以上のように、森下先生は、玄米、野菜、海草など、植物性食品中心の食事によって、病気を治す、あるいは病気を予防することが可能としますが、玄米・菜食を効果的にするために、良質の水、薬草茶、健康食品(胚芽、葉緑素、酵素、ミネラル食品、植物油、朝鮮人参、ローヤルゼリー、プルーン)、野菜ジュースの摂取を勧められています(『自然食健康法』19〜22ページ)。

 

 

(3)酵素と生野菜の効用

 

 ここで注目したいことは、森下先生が酵素および野菜ジュースに認められている効用です。

 

 酵素に関しては、次のように述べられています。
  「肉食の多食によって、酵素活性の著しく低下している血液、肝臓、その他の内臓の酵素活性を高め、それらの機能の回復、増強をはかる。/また腸内の腐敗をとめ、血液を浄化する効果も大きい」(同上、21ページ)。

 

 このように酵素は、血液の機能回復、増強、血液浄化という観点から重視されていると言えます。

 

 また野菜ジュースに関しても、次のように述べられています。
 「生野菜中の有効成分を大量に補給する場合は、野菜ジュースが効果的である」(同上、19ページ)。

 

 ここでは玄米・菜食が食事の基本であれ、野菜は火を加えたものだけでは十分でなく、で摂取される必要があることが明示されています。
 つまり森下先生は、玄米・菜食といっても、野菜の有効成分は生が重視されなければならないとして、野菜ジュースを推奨されているのです。
 そこに一般の玄米・菜食との違いがあります。

 

 

 

 ともかく森下先生は、四大文明病として血管・心臓病、アレルギー性疾患、ガン、精神病を挙げ、特に血管の老化(硬化)を肉をスタミナ源とする現代栄養学の誤りに発するとし、肉食は血管を老化させ、血圧を高めて逆に体を疲れさせ、スタミナを低下させる(同上30ページ)、また「ガンの本体は「血の汚れ」なのだ」(同上、64ページ)、と言われるところに、病気あるいは老化一般を血液の汚れとする立場を表明されていると見ることができます。

 

 森下先生は、酵素そのものがどういう働きをするか詳細な解明をなされていませんが、酵素が病気の治癒・予防、老化の防止に重要なことを認識されていることは確認されます。

 

 次に取り上げたいのはアメリカで展開された酵素栄養学の内容です。