日本盛「植物生まれの酵素」の効果と口コミ

10.「植物生まれの酵素」の中のファイトケミカル

 

 

 

 

 

 

 

 これまで日本盛「植物生まれの酵素」の効果を酵素および追加配合されている乳酸菌・食物繊維・オリゴ糖に注目してみてきました。

 

 しかし、野菜、果物、海藻類、野草に含まれる薬効成分は、酵素、ビタミン、ミネラル以外にもあり、総称して「ファイトケミカル」あるいは「フィトケミカル」(phyto=植物の、chemical=化学物質)と呼ばれます。
 これは酵素やビタミンとは違って、熱に強く時間がたっても効力を失うことはありません。
 代表的なものとして赤ワインに含まれるポリフェノールがあります。

 

 「植物生まれの酵素」の原料にも当然ファイトケミカルが含まれ、量は少なくとも当然その固有の働きをしているはずです。
 ここではそうした面に目を向けてみます。

 

 

(1)ファイトケミカルの一般的働き

 

 ファイトケミカルは、植物が紫外線や有害物質、害虫などから身を守るために作り出した色素や、香り、辛味、苦味などに含まれる成分で、「植物が生産する非栄養成分」と解されます。

 

 ファイトケミカルは現在1万種類あると言われますが、主要な作用は、抗酸化(活性酸素除去)作用です。
 活性酸素は体を構成する細胞そのものから発生し、細胞膜や脂質を酸化させ、細胞の核を酸化・変性させて、炎症、ガン、動脈硬化、老化などを引き起こす原因と考えられています。
 ファイトケミカルにはマイナスイオン(電子)が存在し、活性酸素を水にしてくれるので、活性酸素はその働きを失います。

 

 ファイトケミカルは、人体に入ってきても抗酸化作用を発揮し、人体内の有毒物を解毒・浄化してくれますので、ガン予防、代謝の促進、免疫力の強化、脳機能の強化など様々な効果が期待されています。
 ガンの前の段階の病気である老化、動脈硬化、高血圧、血栓、結石、炎症、発疹などに対しても十分な予防・改善効果を持っています。

 

 こうしたファイトケミカルの持つ力に着目して、石原結實先生は前出の『野菜だけで病気を治す』(廣済堂出版、2007年)という著書を著わされました。
 個々の野菜がどのようなファイトケミカルを含み、どのような病気に効くかということは、この本を参照してください。

 

 ここでは概要的なことだけに限定し、「植物生まれの酵素」に素材として使われている野菜・果物・海藻・野草がファイトケミカルを含んでいることの確認だけを行います。

 

 

 

(2)ファイトケミカルの種類と働き

 

 ファイトケミカルは、大きく分けると、ポリフェノール、含硫化合物、カロテノイド、糖関連物質、アミノ酸関連物質、香気成分(テルペン類)などに分類されます。
 これらの持つ働きと含まれる食物についてごく簡単に確認します。

 

@ポリフェノール

 赤ワインに含まれる物質としてよく知られていますが、これも一種の総称です。
       強力な抗酸化作用が特徴で、ほとんどが水溶性のため、摂取後3,4時間で排泄されます。

 

 ポリフェノールは、フラボノイド非フラボノイドとに分かれます。

 

@ フラボノイド

 

Aアントシアニン:赤や青、紫などの水溶性色素。抗酸化作用を持ち、特に眼の網膜のロドプシンという色素成分の再合成を促す働きがあります。
      ベリー類、ぶどう、ナス、黒豆、小豆などに含まれます。

 

 

 

 

Bカテキン:茶葉に含まれる苦味、渋み成分。抗酸化作用、抗菌作用および血圧上昇抑制作用、血中コレステロール低下作用が認められています。
     緑茶、紅茶に含まれます。

 

Cイソフラボン:女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするので、更年期障害の症状を改善する効果があります。
      大豆、大豆製品に含まれます。

 

Dヘスペリジン:抗酸化作用ならびに末梢血管強化作用があるので、冷え性改善や高血圧予防の効果があります。
     柑橘類に含まれます。

 

 

 

 

A 非フラボノイド

 

Aクルクミン:黄色の色素で、胆汁の分泌を促進する働きがあり、肝機能強化につながります。
     しょうが、ウコンなどに含まれます。

 

Bクロロゲン酸:苦味成分。抗酸化作用ならびに、脂肪蓄積抑制、血糖値上昇抑制の作用があります。
     コーヒーに含まれます。

 

Cジンゲロール:香りと辛味の成分。強力な抗菌作用のほか、痛みや腫れを抑える消炎作用、体温を上昇させる作用があります。
     しょうがに含まれます。

 

Dセサミン:強い抗酸化作用を持ち、コレステロールと血圧を低下させる作用、肝臓の機能を高める作用を持ちます。
     ごまに含まれます。

 

 

 

 

A含硫化合物

 刺激のある香りを持ち、殺菌作用があるので、薬味として、食中毒予防のために使われます。

 

Aアリシン:不安定で硫化アリルに変わり、臭気のもととなります。抗酸化作用および抗菌作用を持ち、動脈硬化を予防します。
      ビタミンB1と結合して疲労回復を果たします。
      ニンニク、ニラ、玉ねぎ、ねぎなどに含まれます。

 

 

 

Bイソチオシアネート:植物の辛味成分。抗酸化作用を持ち、免疫力強化作用および抗ガン作用がありまする。
      大根、からし菜、わさびなどに含まれます。

 

Cスルフォラファン:イソチオシアネートの一種で、抗酸化作用、解毒作用を持ち、抗ガン作用があります。
      ブロッコリー(特にスプラウト)、キャベツ、カリフラワー、大根などに含まれます。

 

 

 

 

Bカロテノイド

 脂質関連物質と呼ばれることもあるように、強い抗酸化作用を持つ天然の脂溶性色素です。
 アルコールに溶けるカロテン類とアルコールに溶けないキサントフィル類に分かれます。

 

@ カロテン類

 

Aβ−カロテン:黄色または橙色の色素。体内でビタミンAに変わります。
      夜間の視力維持機能および皮膚や粘膜の健康維持機能があります。
     にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などに含まれます。

 

 

 

Bリコピン:赤い色素成分。強い抗酸化力を持ち、血管内の血栓を除去し、血流を改善させる作用があります。
     トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツ、あんずなどに含まれる。

 

 

A キサントフィル類

 

Aアスタキサンチン:甲殻類の殻に存在し、加熱により赤色を示します。
     強い抗酸化作用を持ち、目の疲れを軽減し、眼精疲労を改善します。
     エビ、カニ、サケなどに含まれます。

 

Bルテイン:黄色の色素。強い抗酸化力を持ち、白内障や黄斑変性症を予防する効果を持ちます。
     ほうれん草などの緑黄色野菜、卵黄などに含まれます。

 

Cβ−クリプトキサンチン:黄色い色素成分。強い抗酸化作用を持ち、高血圧や糖尿病、動脈硬化、骨粗しょう症を予防する効果があります。
      みかん類に含まれます。

 

Dカプサンチン:赤色の色素成分。抗酸化作用があり、動脈硬化予防、ガン抑制、脂肪燃焼促進の効果があります。
      赤ピーマン、とうがらしなどに含まれます。

 

 

C糖関連物質

 多糖類とも称され、炭水化物の一種で、きのこや海藻類、根菜類に多く含まれています。

 

Aβ−グルカン:免疫力を高める作用を持ち、コレステロール値上昇抑制の効果もあります。
      まいたけ、しめじなどのきのこ類に含まれています。

 

Bフコイダン:海藻類の表面のぬめり部分に含まれている多糖類の一種。免疫力を向上させる働きがあり、抗ガン作用および血圧安定作用を持ちます。
      めかぶ、もずく、昆布などの海藻類に存在します。

 

 

 

 

Cムチン:植物のぬめりの部分に含まれる物質。細胞や胃壁などを保護する働きをします。
      やまのいも、オクラ、なめこなどに含まれます。

 

Dイヌリン:複数の果糖が結合した物質。血糖上昇抑制作用や血液中の中性脂肪を低下させる作用があります。
      ごぼうや玉ねぎなどに含まれます。

 

 

Dアミノ酸類

 植物だけでなく、動物にも含まれる物質で、生命体を維持する上で重要な働きをします。
 アミノ酸そのものはたんぱく質の構成成分ですが、他の物質と結合したものはたんぱく質と区別されます。

 

Aタウリン:含硫アミノ酸の一種で、人体内でも合成されるが、量は少ない。肝機能を強化し、コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防します。
     タウリンはまた子供の成長にも重要な役割を果たします。
     イカ、タコ、魚介類に含まれます。

 

Bグルタチオン:3つのアミノ酸の化合物で、強い抗酸化力を持ち、活性酸素から細胞を守ります。肝機能を高め、眼病を予防する効果を持ちます。
     黄緑色野菜、牛レバー、赤貝などに含まれます。

 

 

E香気成分

 テルペン類ともよばれ、植物の精油成分として存在し、抗酸化作用や免疫力強化作用を持っています。

 

Aリモネン:香り成分。リラックス効果を有し、血管を拡張させ、血流を改善させる作用があります。
     柑橘類(特に皮の部分)に含まれます。

 

Bメントール:香り成分。免疫力を向上させる作用を持ちます。
     ローズマリー、ミントなどのハーブ類に含まれます。

 

 

 

 以上のように、ファイトケミカルの圧倒的部分は植物性食品、特に野菜に含まれているものです。

 

 ともかく、野菜や果物の力を振り返る時、野菜類を嫌い、野菜類を食べないことは、野菜類が持っている様々な利点を利用できず、健康を維持増進する機会をみすみす逃すことになるということが明らかになります。
 特にファイトケミカルの効力に着目するとき、その摂取は改めて考えてみるべきでしょう。

 

 「植物生まれの酵素」も、ファイトケミカルという観点から捉え直せば、その効果の理解も深まるはずです。
 ファイトケミカルそのものの研究がまだ進んでいないので、詳細な効果はわかりませんが、いずれ「植物生まれの酵素」のファイトケミカル的分析が進み、その効果が明らかになる日も来ると思われます。
 ともかく「植物生まれの酵素」を飲むことによって得られる効果には素材に含まれるファイトケミカルが関わっていることが明らかです。
 素材が130種であることはそれだけ多くの種類のファイトケミカルが「植物生まれの酵素」に含まれ、それらが見えない形で飲む人の健康を支えてくれていると言えます。